高麗大学校の安岩病院における耳鼻咽喉・頭頸部外科は、去る60年間、イ・ダルホ、シン・ホンス、キム・キリョン、ユ・ホンギュン、チュ・クァンチョル、チェ・ゾンウク教授など多くの有名教授陣が活躍してきました。また、多い耳鼻咽喉科専門医を排出し、現在全国の各大学病院、総合病院などで眩しい活躍をしています。

学術分野では、現在の鼻茸と非粘膜状態に関する遺伝学的研究、内耳生理と内耳病理に関する研究、内耳に対する分子生物学的研究、頭頸部腫瘍と喉頭学に関する研究が活発に行われており、毎年国内外の学術誌に20~30編の実験論文と40編ほどの臨床論文を発表していまする。教室で主管するワークショップでは、内視鏡副鼻洞手術研修会、頭頸部腫瘍の最新治療研修会、高麗大学校の側頭骨解剖研修会などがあって、教室で開催する集談会として安岩木曜集談会があり、国内有名教授を招待し開院医及び専攻医を対象に最新治療の知見において講義をしています。

高麗大学校の安岩病院における耳鼻咽喉・頭頸部外科では、診療においても各種の機器を利用し正確に診断することで、速かに治療に取り組んで、様々なクリニックを運営して専門的で效果的な医療サービスに最善をつくしています。

- 鼻科領域：イ・サンハク教授は多くの内視鏡副鼻洞手術で局所麻酔の下で迅速ながらも楽に良い手術結果を見せて、アレルギー性鼻炎も皮膚反応検査と血清検査を通じ、原因抗原を診断した後、薬物治療、レーザー手術療法などで治療を施行しています。睡眠無呼吸症の患者の場合も、できれば局所麻酔の下に口蓋咽頭整形術を施行して、また、外鼻整形術を通じ美容的な面だけでなく、機能的な面まで校正を施行しています。

- 耳科領域：チョン・ハクヒョン教授とイム・キジョン教授は、慢性中耳炎や滲出性中耳炎の数多い手術治療経験と、最近耐性菌株に対する正確な抗生剤の使用で良い治療成果を得ています。また、平衡感覚器官と係わる目眩、その他に顔面神経麻痺に係わる疾患を扱っています。難聴患者に対しては、診断及び補聴器治療を施行して、最近は人工蝸牛移植手術を活発に施行しています。外耳道整形術及び小耳症手術において整形外科と緊密な協力を得て良い結果を見せています。また、地域病院で治療がよくできない小児患者においても、数多い治療経験を蓄積しています。

- 頭頸部領域：チョン・クァンユン教授とベク・スンク教授は、安岩病院の頭頸部患者の治療からの蓄積されたノーハウを土台に、音声と係わる声帯に発生することのある多様な疾患、また、最近研究の焦点になる咽喉頭逆流症などの陽性疾患だけではなく、甲状腺癌、喉頭癌、口腔癌、唾液腺癌などの頭頸部領域の悪性腫瘍の治療と再建に最善をつくしています。また、毎週各分野別に頭頸部腫瘍の専門教授陣が集まって最上の治療のために討議して、手術とともに抗癌剤及び放射線治療の併行を通じ治療效果の極大化を期しています。

この外にも各分野別に専門臨床講師陣と専攻医がいつも最善をつくして治療に取り組んでいます。